亡くなった弟が残した借金を払いたくない。
- ご相談者Aさん
- 年齢:70代
- 性別:女性
- 続柄:姉
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ご相談までの経緯・背景
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Aさんの弟(70代)が亡くなりました。弟は結婚しておらず、子供もいなかったため、姉のAさん(70代)を含めた6人の兄弟が遺産相続をすることになりました。
そこで、弟の遺産を整理すると、150万円ほどの負債があることが分かりました。
その負債は、弟が自分で作り出したものであり、Aさんや他の兄弟に原因はありません。支払わずに済む方法が知りたいと思ったAさんは、どのように対応したらよいか、当法律事務所に相談にいらっしゃいました。
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Aさんを含めた6人の兄弟全員が、Aさんの負債を支払いたくないと思っていました。その負債を支払わなければならないのであれば、弟の遺産を相続しなくていいと考えていました。
また、Aさんは自分が相続放棄することで自分の子供に代襲相続されるのではと心配していました。
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解決までの流れ
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弁護士は、Aさんたちが弟の負債を支払わなくていいように、相続放棄することを提案しました。
遺産相続は、相続人が相続の開始があったことを知ったときから3ヶ月以内に、家庭裁判所に対してその旨を伝えることで放棄することができます。
Aさんたちは弁護士の提案を受け入れ、相続放棄をすることを決めました。
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結果・解決ポイント
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適正な手続きのもと、Aさんらは無事に相続放棄をすることができ、弟の負債を支払わずに済みました。
Aさんが当法律事務所にご相談にいらしてから約3ヶ月ほどでの解決となりました。
また、Aさんが心配していた代襲相続をはじめ、相続に関する様々な不安要素についても、弁護士の丁寧な説明により正しく理解することができ、安心して相続放棄を行うことができました。
相続にともない様々な疑問や不安要素が出てくることは多くあるものです。そのような場合も、法律の専門家である弁護士が丁寧に説明しますので、安心して遺産相続を行うことが出来るのです。
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