• 高橋 麻理
    高橋 麻理
    Mari Takahashi
    弁護士
    第55期弁護士。2017年1月入所。前職では、検察官として、東京地検、大阪地検、千葉地検等において多くの刑事事件の捜査・公判を担当。
    Authense入所後は、刑事事件、企業法務、離婚等の交渉、調停、訴訟等を担当。
    現在では弁護士統括として部門責任者に着任し、担当案件、部門のマネジメントを行いながら、ボードメンバーとして経営にも参画。他、社外監査役として活躍。
    プライベートでは離婚を経験し、シングルマザーに。現在一児の母として、育児や仕事に奔走中。
  • 桐生 由紀
    桐生 由紀
    Yuki Kiryu
    人事、社会保険労務士
    2008年4月入所。新卒時は大手建設会社に入所。
    その後、管理部門を中心にキャリアを築き、Authenseに入所。
    Authense設立後の間もない頃からAuthenseを支え、現在では、代表室の室長、Human Resource部門の部門責任者に着任し、部門のマネジメントを行いながら、ボードメンバーとして経営にも参画。また、Authense 社会保険労務士法人の代表としても活躍している。直近は、女性社外役員に就任するなど活動の幅を広げている。
    プライベートでは、7年間の専業主婦を経験した後、死別によりシングルマザーとなり、その後再就職し再婚、3児の男の子の母として育児や仕事に奔走中。
仕事×育児=新しい働き方や
さらなるキャリアアップへ
可能性を狭めず、自分の働き方を!

01:育児休業・時短勤務制度

今回“女性の働きやすさや活躍”をテーマにお二人にお伺いできればと思います。

まず、Authenseで女性が働き続けるための制度はどんなものがありますか?

 

桐生:

女性が働き続けるための制度としては、産前産後休業、育児休業、時短勤務制度などが制度として整っていて、育児と仕事を両立するための配慮が組織全体に浸透しています。実は、Authenseでは私が初の育休取得者なんです!

私がAuthenseに入所した当時は、まだ小さい2人の息子がいたのですが、女性所員で子どもがいる人は私だけでした。私自身も育児と仕事の両立に対する理解が得られないだろうと思っていたため、あえて周りに言わず、フルタイムで働いていました。

でも、3人目を生むことになり、Authenseの女性所員として、初めての妊娠、出産、育休を経験し、育児休業も初めて利用しました。

 

また、復職後もかなり試行錯誤しました。

何より大変だったことは、周りの理解を得ることでした。保育園のお迎えで夕方ごろに退勤する際は、周囲から「時短って何?」、「早く帰って何しているの?」と疑問の声が多かったことを覚えています。実際は早く帰っても、その後、「保育園のお迎え、子どものお世話、食事、お風呂と息をするのも忘れるくらいの慌ただしさで、時短勤務だって楽じゃないんだよ」と思いながら、全力疾走でお迎えに向かっていましたね。

今では時短勤務の方について、なんとなくイメージできるようになりましたが、当時はそのイメージさえなく、ただ“単に早く帰る人“と捉えられていて、最初は正直きつかったです。

 

髙橋:

Authenseとして初めて育休や時短勤務をされたのですね!

今では、当たり前の制度と受け入れられているものが、昔はなかなか理解されず、苦労したんですね…。

 

桐生:

そうですね。私が復職したときに保育園のお迎えで、どうしても夕方早く事務所を出る必要があり、制度として時短勤務制度を導入しました。当時私は、「管理部長」として管理職の立場であったため、時短を利用しつつ、夜8時ごろから再度仕事を再開するスタイルで働いていました。そのため、実際はフルタイムの時間は働いていましたが、当時は「事務所を早く出る」というだけで結構ハードルが高かったのです。

ただ、その後、時短勤務が事務所の中で認知されるようになり、多くの人が利用するようになってきたころに優秀な女性弁護士を時短勤務で採用する決定をし、初の時短勤務弁護士が入所しました。

 

経験を積んだ女性キャリア弁護士は、結婚や出産で長時間働くことが難しくなるタイミングがあります。 法律事務所の中には、“弁護士としてご依頼者様のために全身全霊で働く“という事務所もあり、女性弁護士で子どもができたときに、その勢いのまま仕事をするには結構苦しいと感じると思います。その中で、Authenseでは代表の元榮が「時短勤務の利用?短い時間でパフォーマンス高く働く働き方だし、いいと思うよ!」という考え方だったので、弁護士の時短勤務制度の導入もあっさり行うことができました。

 

最近では、時短勤務の利用期間について、「子どもが小学校卒業するまでは利用可」となりました。以前は、子どもが「3歳になるまで」としていましたが、その後「小学校入学まで」、「小学校3年生に上がるまで」と延ばしていき、現在は「小学校卒業まで」となりました。 育休から復職して働く時短勤務の女性所員から「途中で時短勤務の利用ができなくなったら、もう仕事が続けられない。辞めるしかない」という声が聞こえてきました。それなら、伸ばしてしまおうとその意見に合わせて、時短勤務の制度も改定していきました

 

髙橋:

確かに、「小学校入学までだったら何とかなるかな…」と思いながらも、育児と仕事の両立が大変そうだと思いますし、ましてや法律上の「3歳になるまで」は絶対に無理だと思います…。

しかも保育園から出てからが本番で、小学校になってからも結構大変だと思いますね。

 

桐生:

「小学校1年生になってからまた壁が色々あって…。それが理由で両立しながら働き続けることが難しいなら、利用期間を延ばしてしまえ!」となりました(笑)。

恐らく、時短勤務の利用期間を“小学校卒業まで“としている企業は一般的には少ないと思います。その部分がAuthenseでの推しポイントになると思いますね!

弁護士の場合は、「お子さんが何歳まで」といった制限はないですよね?

 

髙橋:

制限はないですね。“子どもが“というよりも、家庭の事情を踏まえて、「こういう働き方をしたい」という考えに合わせて柔軟に勤務時間を設定しています。 弁護士の場合、その働く時間を柔軟に対応できて、働きやすいですね!子ども以外の理由でも勤務時間を短くしたいと相談できて、ありがたいと思います。 スタッフの場合は弁護士ほどではないですが、お話を聞いていると他の企業や事務所に比べて柔軟に働いていますよね。

 

桐生:

時短勤務制度は女性の復職者に合わせて切り開いてきたなぁと思いますね。私が時短勤務の一人目で、その2年後くらいにコーポレートの女性所員が復職し、それからは毎年育児休業者が復職するようになり、みんな働き続けています!長い時間を経て、徐々に改善されたと思います。最近だと、男性弁護士が育休を取得することになったので、男女問わず利用しやすい制度になってきたんだなぁと思いますね

 

 

 

02:組織として働く

育児と仕事の両立だと、ライフイベントはもちろんですが、

急にお子さんに何かあったときが大変そうですよね…?

 

髙橋:

そうですね。でも今だと、男性所員も「子どものお迎えでこの時間は抜けます」といったメッセージのやりとりが当たり前になっていて、昔と比べるとすごいと感じますね(笑)。

私自身女性でありながら、まだ考えや感覚が古い部分があって、男性弁護士からの「子どもが風邪をひいて病院に連れていくため、少し抜けます!」というメッセージを見たときに、「あ、それって男性が行くんだ」と思ってしまうのですが、良い方向に変わったなぁと思います。

 

桐生:

変化だと、私の場合、家庭でも変化がありました。

私たちの世代は、何か子どもにあったときは、“女性側が調整して対応する“といった価値観がまだありました。それが当たり前として仕事をしていました。

それがだんだんと、“当たり前じゃない“と感じるようになってきて、家庭でもその感覚になり、「子どもの熱が出た!休まなきゃ!」となったとき、昔は「女性である自分が休み、病院に連れていく」となっていましたが、今は「どちらなら行ける?」と夫と相談できるようになりました。

 

髙橋:

それはすごく素晴らしいことですね!

私の場合は、シングルマザーで親も近くにいない状況なので、子どもが中学生とはいっても、いざ何か不測の事態があったときは自分が休まないとどうにもなりません。それでも対応できているのは、Authenseの皆さんがその状況を理解しフォローしてくれるからだと思います!

例えば、当日急に私が行けなくなってダメになったら困る案件は、もう一人弁護士についてもらうといった体制ができること。「こういう理由があるから共同で担当してもらいたい」とお願いすることに躊躇がない環境であるため、とても助かっています。

 

桐生:

確かに子どもに関する不測の事態は起きるもので、完全に一人だとさすがに無理がありますよね…。そこをいかにフォローしてもらえる体制をつくれるかにかかっていますね!

 

髙橋:

そうなんです!それが前の事務所だと所属人数が少なかったので、そういう「自分だと対応しきれないリスクのある案件は、そもそも関われない…」とかなり消極的になってしまって、自分から担当になりたいとは言えませんでした。裁判だと行かないとどうしようもないので…。上司に言われたわけでもなく、できる仕事から自ら手を引かないといけないのは結構つらく、前職では攻めの仕事ができませんでした。

 

それが今では「やります!」と言うこともできるし、フォロー体制もあります。フォロー体制があることは、時短勤務の人や私のような“家庭において代わりのいない人“にとっては仕事をやれるかどうかに関わってくるので、これだけメンバーが揃っていること、皆が理解しフォローしてくれる環境があることは、Authenseの強みだと思います。

 

桐生:

他の企業での話を聞くと、やっぱり「仕事ができないわけではないが、どうしてもできる仕事の種類や幅が制限されてしまう」という話はありますね。フォロー体制を作れることは、Authenseは“チーム力“があるからこそだと思いますね!

私が所属する代表室も、子どもがいるメンバーが多く、時短勤務を利用しています。だから、いざとなったら誰かが対応できるよう、チームとして動けるように情報共有やTODOの共有を常にしています。そういった体制を作らないと、いくら制度があっても、「実際に仕事を知っている人が自分しかいない」、「自分でないとできない」となり、結局残らざるを得ない状況になってしまったり、休みも取れなくなってしまいますよね。

 

03:働き方の選択肢

育児と仕事を両立しながら思うことや気づいたことはありますか。

 

桐生:

「“子どもがいるから仕事を諦める“ということはしたくない」と思っています。「子育てに時間を充てなければならないから、自分のやりたい仕事はできない」、「簡単な仕事や量が少ない“ゆるい働き方“になる」という受け入れ方が、私としては納得できません(笑)

 

社会の制度が整ってくると、周りも段々優しくなり、働くお母さんに対する制度や配慮が出てきました。「子どもが生まれたから仕事の負荷が軽いほうがいいよね?早く帰れたほうがいいよね?」と働くお母さんに配慮だけしていれば問題ないといった一方的な感覚や誤解があるように感じています。

 

髙橋:

その考えが間違っているわけではないですけどね…。

“働き方を選択できるようにする“ということが大事で、「子育てが第一で、社会とのつながりを保つ意味合いで仕事を続けたい」という人もいれば、「子育てはもちろんだが、子育て関係なく自分のキャリアを追求したい」人もいて、全員が“ゆるい働き方“を望んでいるわけではないと思います。

 

桐生:

私たちは、後者の“自分のキャリアを追求したい“とはっきり自覚して、意思表示をしているからこそ、こうして自分が思うように働くことができています。

ただ、私が感じることは、必ずしも自分の想いや考えをきちんと認識できていない人もいると思うのです…。今までの社会や育ってきた環境の中で、ある程度刷り込まれた価値観があって、キャリア志向を持てるような機会を持てずにいるから、「そういうゆるい働き方でいいんだ。こうするべきだ」と今の状況に不足感はあるものの、仕方がないと諦めてしまうような人もいると思いますよね。

 

髙橋:

思い込んでいるからこそ、いざ自分が育児と仕事を両立する立場となったときに意見としてすぐは出ないものの、内心なんとなくすっきりしない状況になると思います…。

だからこそ、もっと“いろんな選択肢があること“を積極的にこちらから選択肢を示したいです!選択肢を選べる機会があれば、「私はこうしたい」と思って言えるようになると思います。

 

桐生:

自分からとなるとなかなか言えませんが、組織からそういう働きかけをすることで、「できないものだと思っていたから声に出せなかった」、「チャンスがあるならやってみたい」と思う人が一定数いると思いますね。また、「女性が自分のキャリアを築きたい=男性と同じようなハードワークをしなければならない」という価値観を持っている人もいると思います。

実際はそうではなくて、時短勤務を利用していたとしても、その範囲でできることはたくさんあります!「時短勤務の利用=ゆるい働き方が確定する」というわけではないんです。

 

私の場合、今も午後5時過ぎには事務所を出ていますが、そういう状況でも、やりたい仕事をやっています。もちろん、どうしても時間外に仕事をしなければならない状況もありますが、基本は勤務時間のうちにできることをこなしています。

 

髙橋:

そうですよね! 「そういう働き方もあるんだ」という選択肢があると思えるような働き方を私もしていきたいと思います!

 

 

04:復職・キャリア

Authenseは復職してからも活躍している女性所員が多いですが、

復職後の状況について教えてください。

 

桐生:

Authenseは育休復職後の「勤務の継続」という課題はクリアしていると思っています。

一般的には「育休から復職し、その後1年以内での離職率が約50%である」という話を聞いて、「半分も!?」と驚きました。普通の会社だと50%の離職は危機的状況だと思います。離職された方も「育児と仕事の両立が難しい」といった理由があると思いますが、会社側も「育児が大変だし、しょうがない」と激しい危機感を感じずにいるのかなと。50%辞めてしまうのはもったいないと思いますね。

 

そういう意味では、Authenseはほぼ100%離職せず、そのまま働いています!やはり最初の1年はそれなりにハードだと思いますが、所員皆で助け合いながら、1年間を過ごしてその後は辞めずに勤務を継続していく人がほとんどです。 そのためAuthenseは、復職後の“勤務を継続する“という段階から、次は“継続後の活躍“の段階に移ろうとしていますね。

 

髙橋:

継続後の活躍となると、働くお母さんの“聞こえない声を聞きに行く“という部分が大事になってきますよね。私は“自分が思っていたらやりたいと言うタイプ“なので、「言わないのだから、やりたくないんでしょ?」と思ってしまっていたのですよね。でも、コミュニケーションをとる中で、自分とは違うタイプの方もいて、自分がどうありたいかを自覚できずにいる方がいることに気づき、そういう方には、組織から聞く、気づく必要があるんだなぁと思いました。

 

桐生:

そうですね!最初は育児優先のため、仕事を制限したいと思っていても、子どもが大きくなってきたことや自身の年齢が重なるにつれて、「仕事が今よりもできるかもしれない」といった瞬間があったり、気持ちも変わると思いますし、実際にそういう所員もいました。

最初に働き方を固定してしまうのはもったいないと思いますね。

 

髙橋:

あとは、育児と仕事はどちらも大変で、単純に“大変さが2倍“となっているイメージがありますが、そうではない部分もあります!人にもよりますが、育児での壁にぶつかったときに、仕事で自分がものすごく頑張れている、輝けていることが“自分のアイデンティティ“、“成果“として、モチベーションが保つことができ、それが育児にも還元できて、家庭に対し穏やかな気持ちで戻っていける。そういった“救い“となっている部分はあると思うのですよね。

だからこそ、仕事だけ、育児だけといった先入観を持たずに、復職後の働き方を選んで、自分たちなりの活躍を目指してほしいと思います! 

 

なるほど。育児と仕事の両立は“救い”となっている部分もあるのですね!

お二人は仕事では“部門責任者”として、プライベートでは“お母さん”として日々奔走していますが、女性のキャリアについて何か気づきや課題はありますか。

 

髙橋:

責任ある立場になればなるほど、苦しくなるわけではなく、できる立場にあるからこそ、余裕が生まれると思っています。経済的な部分もありますし、単純に“上の立場って大変“と思う必要はなく、視野を広げる必要はあると思います。

 

桐生:

やれる仕事が増えて、責任ある立場になるとその分収入が増えますね。

女性としての課題は、“収入の低さ“はあると思います。結局こんなに頑張って育児と仕事を両立しているのに、その頑張りが収入には反映されない。収入は上がらず苦しいだけ…。収入が上がれば、その分生活環境や自分への余裕を生むことができる選択肢ができますが、その選択肢がないことは本当につらいと思います。 

 

髙橋:

「収入を増やす」、「自分がきちんと稼ぐ」という視点は大事だと思いますね!稼ぐためには他の人と同じようにフルタイムで働かなければいけないのかというと、そうではなく、結果として自分が活躍し、責任を果たせる場を作ることが大事ですね。

 

桐生:

「女性は管理職になりたがらない」という話はよくありますし、実際にそういう人もいます。ただ、管理職になるメリットは大きく、そこをもっと知ってほしいと思います。

メリットとして、女性の社会的地位があがると働きやすくなると思います。意思決定に関わることで、自分たちが働きやすい環境を作ることができますし、収入が増えてその分自由にできることが増えます。また時間の自由も生まれます。管理職だと、「何時間働いたから」といった量ではなく、「成果」で評価されます。短い時間であっても成果を上げれば問題はありません。管理職になったから大変だというわけではないと実際に働いて感じます。

 

しかし、管理職になるメリットをただ言葉で伝えるだけでは説得力に欠け、伝わらない部分もあるため、難しいですね…。そこは自分が見本として働きを見せて、「育児にこういう影響があった」、「仕事もできる」という姿を見せて、説得力を持たせていきたいと思います!

 

髙橋:

時間は確かに調整が効きやすいですね!自分にしかできないことか否かを見極めて、必要なときは、思い切って他の方にお願いするということも大事になってくると思います。女性のキャリアの中に、当たり前のように、管理職になることも選択肢のひとつになるといいと思っています。

 

05:将来・メッセージ 今後はどういったチャレンジをしていきたいですか。

 

桐生:

仕事は、社労士としてベンチャー企業の支援など社外に向けた仕事をさらに増やしていきたいですね。また、自身の経験から女性活躍支援は継続して、企業向け、働く女性向けに行っていきたいと思っています。

子育てをしながら働くパパママが幸せに働くことができる社会にしていきたいです。

 

髙橋:

将来、今の私のレベルでは想像できないようなことにチャレンジできている自分でありたいです。仕事とプライベートを切り離すのではなく、仕事として取り組んでいることが、家庭で子どもの喜びになったり、逆に、母として取り組んでいる視点がそのまま仕事の上で生きたり、そんな仕事とプライベートの境目がないような生き方ができることが理想です。

 

次世代の女性リーダー・管理職へのアドバイスはありますか。

 

桐生:

怖がらずに新しいことにどんどん挑戦して欲しいです。社会が求める「お母さんらしさ」なんて気にしないで、「自分がどうありたいか」「自分がどうしたか」を考えて、自分と向き合って、求めるキャリアを築いてほしいなと思います。

 

髙橋:

なによりも、「自分はどんな生き方がしたいのか」を考えることが大切であると思っています。その際、自分の中で制限をかけずに、まずは、“どうありたいか“という自分の正直な気持ちを探ること。もちろん、それが、管理職になることにつながらないのであれば、それはそれでひとつの選択だと思います。最終的にどこを選ぶのかは自分が何を望むのか次第。でも、それを考えるときに、自ら制限をかけて選択肢を狭めることは少しもったいないなと思っています。私はそんなお話を職場の方とすることが大好きなので、ぜひ、一緒にお互いどう生きたいか、そんな話ができることを楽しみにしています!