解決事例

高次脳機能障害が残るほどの重傷事故

  • ご相談者
  • 年齢:20代
  • 性別:女性
  • 職業:サービス業
  • 後遺障害等級:6級
  • 過失割合:10:0

相談までの経緯・背景

Aさんは、職場からの帰宅途中、交差点の信号が青信号であることを確認し、横断していたところ、前方不注意の自動車にはねられ、そのまま救急搬送されました。

この事故により、頭部外傷、外傷性くも膜下出血、脳挫傷などの重症を負ったAさんは、入院加療後、外来通院で治療を続けましたが、残念ながら後遺症が残り、後遺障害等級7級4号及び、12級5号に該当し、併合6級と認定されました。

相談までの経緯・背景

解決までの流れ

Aさんは、この事故により転職したばかりの仕事を休まざるを得なくなり、退院後も外来通院による治療が必要とされたため、多額の治療費がかかりました。

また、長期にわたり治療に励みましたが、残念ながら事故に起因する脳外傷による高次脳機能障害などが残ってしまい、「神経系統の昨日または精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの」として、後遺障害等級7級4号及び、12級5号に該当する、自賠法施行令別表第二併合第6級と判断されました。

Aさんは、損賠償として慰謝料を請求したいと考え、ご相談にいらっしゃいました。

結果・解決ポイント

弁護士は、Aさんの年給与や労働能力逸失率などから、適正な休業損害や逸失利益を算出しました。

また慰謝料の算定基準はいくつかありますが、最も金額が大きい裁判基準(弁護士基準)から、適正な入通院慰謝料、後遺障害慰謝料を主張、交渉の結果、損害賠償額は約5300万円での成立となりました。

交通事故慰謝料といっても、損害に対する複雑な算出方法や、慰謝料の算定基準などが様々ありますので、「よくわからない」と保険会社からの提示額を承諾する前に、ぜひ一度、弁護士へご相談にいらしてください。

担当弁護士
authense
Authense法律事務所記事監修チーム
Authense法律事務所の弁護士が監修、法律問題や事例についてわかりやすく解説しています。Authense法律事務所は、「すべての依頼者に最良のサービスを」をミッションとして、ご依頼者の期待を超える弁護士サービスを追求いたします。どうぞお気軽にご相談ください。
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