後遺障害認定の異議申し立てと傷害慰謝料を交渉
- ご相談者
- 年齢:40代
- 性別:女性
- 職業:会社役員
- 過失割合:10:0
相談までの経緯・背景
Aさんは運転中、前方が渋滞していたため、しばらく停車していたところ、後方から相手の車に追突されました。
しかし、事故当時、Aさんは海外から日本に移住したばかりで、引越しや仕事の都合上、十分な通院を続けることができず、その結果、後遺障害認定を受けることができませんでした。
事故をきっかけに、首や手足が痺れるようになり、日常生活に支障をきたすようになっていたAさんは、保険会社から提示された損害賠償額に納得ができませんでした。
そこで、Aさんは、適正な損害賠償額を得るためのサポートを求め、当法律事務所に相談にいらっしゃいました。
解決までの流れ
Aさんは、保険会社から提示された損害賠償額と対応に納得がいかず、適正な損害賠償金の支払いを希望していました。
そこで、弁護士は、Aさんの日常生活の状況や症状の推移についての報告書と意見書をまとめ、これを証拠として、後遺障害認定についての異議申し立てを行いました。
これに対し、保険会社は、診断書には神経症状を証明する記載がなされていないなどとして、後遺障害には該当しないと返答してきました。
結果・解決ポイント
後遺障害認定の異議申し立ては、残念ながら認められませんでした。しかし、その後の弁護士の交渉により、約60万円の損害賠償額で無事解決となりました。
担当弁護士
中央大学法学部法律学科卒業、中央大学法科大学院法務研究科修了。企業法務に注力し、IT企業や飲食業、保育事業、全国展開の大手小売業など、幅広い業種で顧問弁護士や契約実務担当者としての経験を有する。 離婚問題や不動産といった案件についても多数の解決実績があり、訴訟対応の経験も豊富。事業成長を長期的な視点で捉え、紛争リスクを最小限に抑える法務サービスを提供する。
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