判断の難しい過失割合、休業損害を主張
- ご相談者
- 年齢:50代
- 性別:男性
- 職業:自営業
- 過失割合:2:8
相談までの経緯・背景
Aさんはオートバイで大通りを直進していました。すると、1メートルくらいの間隔でAさんの右側で並走していた車がウインカーを出したかと思うと、いきなりハンドルを左に切ってきました。
あまりに突然だったため、Aさんは対応しきれず車と接触し、巻き込まれてしまいました。
この事故でAさんは右鎖骨骨折、右下肢蜂巣炎、右肩鎖関節捻挫、左手関節捻挫、頚椎捻挫、右膝関節肘関節打撲過創、頭部打撲傷などの怪我を負い、入院と数ヶ月にわたる長期の療養で仕事を休むことを余儀なくされました。
本件は過失割合について争いが生じていました。車が左折した際の巻き込みの過失割合については、バイクが車の前を走っていたか、それとも後ろを走っていたかで変わってきます。
Aさんの運転するバイクは、相手方の車と並走していたため、判断が微妙なところでした。また、負傷のため仕事を休業している間の損害についても、慰謝料の請求が必要でした。
解決までの流れ
過失割合についての交渉が難しい状況でしたが、弁護士は入院と数ヶ月にわたる長期の療養で仕事を休むことを余儀なくされた日数を休業損害と主張し、慰謝料の請求を求めました。
結果・解決ポイント
休業損害を主張した結果、50万円の慰謝料を取得することに成功しました。
担当弁護士
中央大学法学部法律学科卒業、中央大学法科大学院法務研究科修了。企業法務に注力し、IT企業や飲食業、保育事業、全国展開の大手小売業など、幅広い業種で顧問弁護士や契約実務担当者としての経験を有する。 離婚問題や不動産といった案件についても多数の解決実績があり、訴訟対応の経験も豊富。事業成長を長期的な視点で捉え、紛争リスクを最小限に抑える法務サービスを提供する。
<メディア関係者の方>取材等に関するお問い合わせはこちら
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