弁護士の交渉で裁判基準の賠償額で解決
- ご相談者
- 年齢:60代
- 性別:女性
- 職業:専業主婦
- 後遺障害等級:14級 8号
- 過失割合:10:0
相談までの経緯・背景
Aさんは、犬の散歩中に、後方から走ってきた乗用車に足を踏まれてしまいました。この事故によりAさんは左足の薬指と小指を骨折してしまい、長期に渡って治療を余儀なくされました。
Aさんは、1年半ほど治療を続けましたが、大変残念なことに、足を動かすと足の指が腫れるという症状が残ってしまいました。そこで、この後遺症について後遺障害の等級申請を行ったところ、後遺障害等級14級8号(1足の第3の足指以下の1又は2の足指の用を廃したもの)と認定されました。
Aさんはピアノの講師だったので、この後遺症によるAさんの生活への影響は、非常に大きいものでした。そこで、Aさんは、慰謝料などの損害の賠償を、加害者や加害者が加入している保険の会社に請求しようとしましたが、賠償を求めることのできる内容や金額について、よくわからない、という状態でした。
解決までの流れ
1人で保険会社と交渉することは、危険であるとお考えになったAさんは、当事務所に相談にいらっしゃいました。当事務所の弁護士は、「気になっていることがあれば、ささいなことでも結構ですので、お話ください」と声をかけ、Aさんから事故に関する事情をうかがい、きめ細やかに賠償する内容や額について検討をしていきました。
その結果、Aさんは、今回の骨折で購入せざるを得なくなった靴下や靴、さらにAさんは語学の学校に通われていたのですが、その学校の授業のキャンセル料なども請求すべきであることがわかりました。
また、一般的に保険会社は、慰謝料について、裁判をした場合に認められるであろう額(裁判所基準)よりも低い額を提示してくることが多いのですが、この点についても、Aさんは、弁護士のアドバイスを受け、裁判所基準にのっとった金額を目指して交渉することになりました。
結果・解決ポイント
弁護士は、Aさんとさらに密にコミュニケーションをとりながら、裁判所基準にのっとった適正な賠償額を算出し、交渉を開始しました。
そして、間に法律の専門家が入ったこともあって、保険会社との交渉は順調に進み、最終的に400万円以上の賠償額を内容とする示談が成立しました。
このように当事務所の弁護士にご依頼いただくことで、適正な賠償額を請求していくことが可能になります。
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